さて慎重に修理に移ります。

ターゲットのCellプロセッサの周囲から流し込むようにフラックスを塗布しよう
私はストローをスポイト代わりに使いました。
(使うフラックスは鉛フリーハンダ用のものです)
フラックスはハンダの馴染みを良くし剥がれが付きやすくなるようだ#59138;


次に一工夫#59131;
よく見ると基板が結構反っているように思う。
これで一部のハンダが剥がれてCellプロセッサが浮いているような状態であれば、いくら加熱してハンダを溶かしくっつけたとしても付きが悪のではないだろうか#59139;
(これがYLODの再発につながっている?)
そこで、下図のようにクーラーユニットを取り付けていたバネプレートを利用してプロセッサを挟むようにして押さえつけてみました。


この状態でいよいよヒートガンの出番#59141;
(このヒートガン、ヘアドライヤーとは一味違うよ!これで髪の毛乾かそうものならチリチリになっちゃうよ#59143;)
でっ、重要な加熱時間。これには正解ってのはないみたいなので、私の場合まず2分間遠くから基板全体を暖め、そこから3分間Cellプロセッサ5cm位の距離から集中的に暖めたよ。(何といってもハンダが溶けなきゃいけない訳だから、思い切ってこんなにやってもいいの?って位やってやったよ。)
結果、塗ったフラックスがこげ茶色に変色してた#59142;
壊してしまったかと少し焦ったが、焦っても仕方ないのでこのまま十分冷えるまで30程放置した。

その後、分解した逆の手順で組み立て・・・



いよいよ電源ON#59133;































見事復活#59140;#59140;

感動です#59120;
コイン電池外したから、日付はリセットされていましたが、その他のデータは壊れず無事。
これで現象が再発しなければ完璧だ#59140;

しばらく使って様子をみてみることにしよう。

<注意>
分解するとメーカ修理なんかも受けられなくなりますし、
この手順で故障が直る事を保証するものでもありません。
全て自己責任でヨロシク。